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今月の主題 胆膵疾患はこう診る―緊急処置からフォローアップまで 胆膵疾患の診断とフォローアップ 【膵】
膵囊胞性疾患
著者: 高橋邦幸1 真口宏介1
所属機関: 1手稲渓仁会病院消化器病センター
ページ範囲:P.1414 - P.1419
文献購入ページに移動膵囊胞は上皮の有無により真性と仮性に分けられ,それぞれ非腫瘍性と腫瘍性に分類される.
膵囊胞性病変の画像診断のポイントとしては,病変の形態,内部構造,血流評価,主膵管の拡張の有無と交通の有無があり,これらに着目して診断を進める.
腫瘍性膵囊胞は漿液性囊胞腫瘍,粘液性囊胞腫瘍,膵管内乳頭粘液性腫瘍,および,solid-pseudopapillary tumorや内分泌腫瘍などの充実性腫瘍の出血,壊死が含まれる.
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