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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻8号

2005年08月発行

文献概要

今月の主題 胆膵疾患はこう診る―緊急処置からフォローアップまで 胆膵疾患の診断とフォローアップ 【膵】

自己免疫性膵炎

著者: 中沢貴宏1 佐野仁1 大原弘隆1

所属機関: 1名古屋市立大学医学部臨床機能内科学教室

ページ範囲:P.1420 - P.1423

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ポイント

自己免疫性膵炎は膵のびまん性の腫大と膵管狭細像を特徴とする.

高γグロブリン血症,高IgG血症を呈したり,各種の自己抗体が存在する.

血中IgG4の測定が診断に有効である.

膵にリンパ球,形質細胞を主とする著明な細胞浸潤と線維化を認める.

ステロイド治療が有効である.

全身にさまざまな合併症が出現する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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