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今月の主題 胆膵疾患はこう診る―緊急処置からフォローアップまで 胆膵疾患の診断とフォローアップ 【膵】
自己免疫性膵炎
著者: 中沢貴宏1 佐野仁1 大原弘隆1
所属機関: 1名古屋市立大学医学部臨床機能内科学教室
ページ範囲:P.1420 - P.1423
文献購入ページに移動自己免疫性膵炎は膵のびまん性の腫大と膵管狭細像を特徴とする.
高γグロブリン血症,高IgG血症を呈したり,各種の自己抗体が存在する.
血中IgG4の測定が診断に有効である.
膵にリンパ球,形質細胞を主とする著明な細胞浸潤と線維化を認める.
ステロイド治療が有効である.
全身にさまざまな合併症が出現する.
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