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文献概要
今月の主題 アルコールと内科疾患 アルコールの飲み方と生活
アルコールの血中濃度とヒトの行動
著者: 塚本昭次郎1 内ヶ崎西作1 磯部英二1
所属機関: 1日本大学医学部社会医学講座法医学部門
ページ範囲:P.1531 - P.1533
文献購入ページに移動飲酒後の酩酊度は遺伝的個人差の存在により,必ずしも飲酒量と一致しない.
血液中エタノール濃度4mg/ml程度で昏睡状態が起こる.
生体中のエタノール濃度は飲酒量を反映するが,アセトアルデヒド濃度は異なる.
飲酒により赤ら顔になる人(flusher)はアセトアルデヒドの上昇で急性的な悪酔状態になりやすい.
「一気飲み」は生体中のエタノール濃度を急速に上昇させ,急性アルコール中毒を惹起させるため死の危険を伴う.
道路交通法の酒気帯び運転は呼気中アルコール濃度0.15mg/l,血液中アルコール濃度0.3mg/mlである.
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