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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻9号

2005年09月発行

文献概要

今月の主題 アルコールと内科疾患 アルコールの飲み方と生活

アルコールの血中濃度とヒトの行動

著者: 塚本昭次郎1 内ヶ崎西作1 磯部英二1

所属機関: 1日本大学医学部社会医学講座法医学部門

ページ範囲:P.1531 - P.1533

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ポイント

飲酒後の酩酊度は遺伝的個人差の存在により,必ずしも飲酒量と一致しない.

血液中エタノール濃度4mg/ml程度で昏睡状態が起こる.

生体中のエタノール濃度は飲酒量を反映するが,アセトアルデヒド濃度は異なる.

飲酒により赤ら顔になる人(flusher)はアセトアルデヒドの上昇で急性的な悪酔状態になりやすい.

「一気飲み」は生体中のエタノール濃度を急速に上昇させ,急性アルコール中毒を惹起させるため死の危険を伴う.

道路交通法の酒気帯び運転は呼気中アルコール濃度0.15mg/l,血液中アルコール濃度0.3mg/mlである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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