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今月の主題 アルコールと内科疾患 アルコールによる臓器障害
アルコールと胃潰瘍とGERD
著者: 吉田幸成1 上野敦盛1 小林壮光1
所属機関: 1医療法人社団道都病院消化器科
ページ範囲:P.1553 - P.1555
文献購入ページに移動アルコールは,薬剤,ストレスに次ぐAGML(急性胃粘膜病変)の発症要因である.
慢性胃潰瘍の発症や再発へのアルコールの関与は乏しい.
食事とともに摂取するアルコール量が増えると,持続的なLES(下部食道括約筋)圧低下,食道蠕動運動抑制,胃排出能の低下を招き,GER(胃食道逆流)が助長される.
習慣的な過度の飲酒はGERD(胃食道逆流症)発症の危険因子と考えられる.
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