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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻9号

2005年09月発行

文献概要

今月の主題 アルコールと内科疾患 アルコールによる臓器障害

アルコールと胃潰瘍とGERD

著者: 吉田幸成1 上野敦盛1 小林壮光1

所属機関: 1医療法人社団道都病院消化器科

ページ範囲:P.1553 - P.1555

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ポイント

アルコールは,薬剤,ストレスに次ぐAGML(急性胃粘膜病変)の発症要因である.

慢性胃潰瘍の発症や再発へのアルコールの関与は乏しい.

食事とともに摂取するアルコール量が増えると,持続的なLES(下部食道括約筋)圧低下,食道蠕動運動抑制,胃排出能の低下を招き,GER(胃食道逆流)が助長される.

習慣的な過度の飲酒はGERD(胃食道逆流症)発症の危険因子と考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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