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文献概要
今月の主題 アルコールと内科疾患 アルコールと代謝疾患
アルコールと糖尿病
著者: 小川吉司1 友常健1 須田俊宏1
所属機関: 1弘前大学医学部内分泌・代謝・感染症内科
ページ範囲:P.1596 - P.1598
文献購入ページに移動アルコールは単独摂取や低栄養状態での摂取の際に血糖値を低下させる.
アルコールは体内で1g=7kcalのエネルギー源となるため,長期的には血糖コントロールを悪化させる.
SU薬内服患者では,アルコール摂取による低血糖に注意が必要である.
適量のアルコール摂取は糖尿病大血管障害を予防する.
糖尿病患者の飲酒は,患者指導が十分になされたうえで許可されるものである.
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