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演習・小児外来
〔Case26〕 発熱に伴う痙攣を主訴に来院した5歳女児 〔Case27〕大きな前額部の腫瘤を主訴に来院した2歳男児
著者: 長澤哲郎1 花田良二2
所属機関: 1国立成育医療センター神経内科 2埼玉県立小児医療センター血液・腫瘍科
ページ範囲:P.1676 - P.1679
文献購入ページに移動主 訴:発熱,頭痛,全身痙攣.
既往歴:発達は正常で,熱性痙攣の既往なし.ほか,特記すべきことなし.
現病歴:受診前日より鼻汁と37℃台の発熱がみられていたが,全身状態は良好であった.当日は朝から熱が38℃台になり,頭痛も訴えたために学校を休んで寝ていた.昼から嘔吐が数回みられたが,この時点では意識はしっかりしており,受け答えも普通にできていた.15時過ぎに突然眼球が上転し,全身の間代痙攣が出現したために救急車で来院した.痙攣は,3分ほどで自然消失した.
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