文献詳細
文献概要
今月の主題 糖尿病の臨床―基礎知識を実践に生かす 糖尿病治療の基礎知識
糖尿病運動療法の基本原理と注意点
著者: 押田芳治1
所属機関: 1名古屋大学総合保健体育科学センター
ページ範囲:P.30 - P.31
文献購入ページに移動ポイント
・糖尿病治療上,運動療法は食事療法とともに「車の両輪」にたとえられる.
・糖尿病運動療法の目的は,インスリン抵抗性を改善し血糖値の是正を通して,合併症の発症・進展防止にある.
・運動療法前には,メディカルチェックを行い,血糖などの代謝状態や潜在する合併症の把握に努める.
・1日10~30分,週3日以上の有酸素運動の継続が必要である.
・息堪えをしない,低強度のレジスタンス運動の併用も効果的である.
・糖尿病治療上,運動療法は食事療法とともに「車の両輪」にたとえられる.
・糖尿病運動療法の目的は,インスリン抵抗性を改善し血糖値の是正を通して,合併症の発症・進展防止にある.
・運動療法前には,メディカルチェックを行い,血糖などの代謝状態や潜在する合併症の把握に努める.
・1日10~30分,週3日以上の有酸素運動の継続が必要である.
・息堪えをしない,低強度のレジスタンス運動の併用も効果的である.
参考文献
1) 押田芳治:Metabolic syndromeの運動療法.日本医事新報 4242:12-16, 2005
2) ADA:Physical activity/exercise and diabetes mellitus. Diabetes Care 27:S58-S62, 2004
掲載誌情報