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今月の主題 糖尿病の臨床―基礎知識を実践に生かす 血糖降下療法 【経口血糖降下薬の特徴と使い方】
αグルコシダーゼ阻害薬
著者: 五十川陽洋1
所属機関: 1三井記念病院糖尿病代謝内科
ページ範囲:P.48 - P.50
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・食後高血糖を呈している患者が良い適応である.
・必ず食直前に内服する.
・単剤では低血糖を起こすことはまずない.
・他剤との併用で低血糖を起こした際はブドウ糖の内服が必要である.
・腹部手術歴を有する患者ではイレウスの原因となりうるため要注意である.
・食後高血糖を抑制することによる抗動脈硬化作用が期待される.
・食後高血糖を呈している患者が良い適応である.
・必ず食直前に内服する.
・単剤では低血糖を起こすことはまずない.
・他剤との併用で低血糖を起こした際はブドウ糖の内服が必要である.
・腹部手術歴を有する患者ではイレウスの原因となりうるため要注意である.
・食後高血糖を抑制することによる抗動脈硬化作用が期待される.
参考文献
1) 日本糖尿病学会編:糖尿病治療ガイド 2004-2005,文光堂,2004
2) 小高裕之:αグルコシダーゼ阻害薬の構造と作用機序,新時代の糖尿病学3,pp393-398,日本臨牀社,2002
3) 山内俊一:αグルコシダーゼ阻害薬,村瀬敏郎・他(編):糖尿病診療マニュアル,pp124-126,日本医師会,2003年
4) The DECODE study group on behalf of the European Diabetes Epidemiology Group:Glucose tolerance and mortality:comparison of WHO and American Diabetic Association diagnostic criteria. Lancet 354:617-621, 1999
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