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文献概要
今月の主題 糖尿病の臨床―基礎知識を実践に生かす 糖尿病合併症抑制への基礎知識
糖尿病に合併した肥満への対応
著者: 吉田俊秀1
所属機関: 1京都市立病院糖尿病・代謝内科
ページ範囲:P.100 - P.102
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・インスリン抵抗性状態の糖尿病は5~10%の減量にて治る可能性がある.
・インスリン抵抗性の判定にはHOMA-Rやブドウ糖負荷試験時のインスリン反応,24時間尿中C-ペプチド測定が有効.
・減量成功の秘訣は患者にやる気を起こさせることである.
・5~10%の減量なら3カ月で達成できる.
・血糖値が高値の場合はメトホルミン製剤を使用することが多い.
・インスリン抵抗性状態の糖尿病は5~10%の減量にて治る可能性がある.
・インスリン抵抗性の判定にはHOMA-Rやブドウ糖負荷試験時のインスリン反応,24時間尿中C-ペプチド測定が有効.
・減量成功の秘訣は患者にやる気を起こさせることである.
・5~10%の減量なら3カ月で達成できる.
・血糖値が高値の場合はメトホルミン製剤を使用することが多い.
参考文献
1) 吉田俊秀,吉岡敬治:インスリンの作用と肥満.日医雑誌 124:IS21-IS24,2000
2) Diabetes Prevention Program Research Group:Reduction in the incidence of type 2 diabetes with lifestyle intervention or metformin. N Engl J Med 346:393-403, 2002
3) 吉田俊秀:肥満治療の最前線:遺伝子診断に基づくテーラーメイド型食事指導を含めて.日本医事新報 4190:1-5, 2004
4) Sakane N, et al:Glitazones and NIDDM. Lancet 349:952, 1997
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