icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina43巻1号

2006年01月発行

文献概要

今月の主題 糖尿病の臨床―基礎知識を実践に生かす 糖尿病合併症への具体策

糖尿病性神経障害の検査と治療

著者: 中村二郎1

所属機関: 1名古屋大学大学院医学系研究科代謝病態内科学

ページ範囲:P.114 - P.116

文献購入ページに移動
ポイント

・アキレス腱反射および振動覚検査が神経障害の診断検査として最も汎用されている.

・神経伝導検査は神経障害の診断検査として最も客観的かつ定量的である.

・神経障害の基本治療は厳格な血糖コントロールにある.

・発症機序に則った治療薬としてアルドース還元酵素阻害薬が有用である.

・神経障害の対症療法薬として三環系抗うつ薬と抗痙攣薬が有効である.

参考文献

1) 糖尿病性神経障害を考える会:末梢神経 14:225,2003
2) Ohkubo Y, et al:Intensive insulin therapy prevents the progression of diabetic microvascular complications in Japanese patients with non-insulin-dependent diabetes mellitus:a randomized prospective 6-year study. Diabetes Res Clin Pract 28:103-117, 1995
3) Syndrup SH, Jensen TS:Efficacy of pharmacological treatments of neuropathic pain:an update and effect related to mechanism of drug action. Pain 83:389-400, 1999

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら