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感染症レジデントマニュアル フリーアクセス
著者: 武田裕子1
所属機関: 1東京大学医学教育国際協力研究センター
ページ範囲:P.121 - P.121
文献購入ページに移動「感染症」のマネジメントには,細菌に関する知識,抗菌薬への理解,感染部位や可能性のある起因菌など疾患に特徴的な事柄の3つの軸に沿って立体的に考えることが求められる.そのうえで年齢や基礎疾患の有無など個々の患者さんの状況にあわせた治療法を選択しなくてはならない.これらを体系的に教えられたことがないと,いつまでたっても知識は点と点のままにとどまり,新たな患者さんの治療を求められたときにアプローチできず悩んでしまうことになる.藤本卓司著『感染症レジデントマニュアル』は,そのような研修医のために書かれた教科書である.著者の言葉を借りると,“感染症の「地図」を持たずに迷子になって右往左往している医学生・研修医”を対象としている.
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