文献詳細
文献概要
今月の主題 皮膚から見つける内科疾患 皮膚を診てわかる内科疾患
皮膚・粘膜色でわかる内科疾患
著者: 古村南夫1
所属機関: 1島根大学医学部皮膚科
ページ範囲:P.1652 - P.1655
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全身にびまん性の色素沈着が認められる症例では,内科疾患を疑い,全身の皮膚・粘膜の色調や色素斑を確認し,スクリーニング検査にて原因疾患を鑑別する.
皮膚や粘膜の色素沈着の特徴から原因疾患が推測できる場合が多い.
色素沈着をきたしやすい薬剤が投与されている場合は,薬剤性の色素沈着の可能性も考える.
全身にびまん性の色素沈着が認められる症例では,内科疾患を疑い,全身の皮膚・粘膜の色調や色素斑を確認し,スクリーニング検査にて原因疾患を鑑別する.
皮膚や粘膜の色素沈着の特徴から原因疾患が推測できる場合が多い.
色素沈着をきたしやすい薬剤が投与されている場合は,薬剤性の色素沈着の可能性も考える.
参考文献
1) 古村南夫:内分泌性色素沈着症,玉置邦彦(編):最新皮膚科学大系8 色素異常症,pp229-239,中山書店,2002
2) 古村南夫:化学・薬剤性色素沈着,玉置邦彦(編):最新皮膚科学大系8 色素異常症,pp106-117,中山書店,2002
3) 出光俊郎,梅本尚可,加倉井真樹:全身性疾患に伴う色素沈着,玉置邦彦(編):最新皮膚科学大系8 色素異常症,pp240-248,中山書店,2002
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