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文献概要
今月の主題 皮膚から見つける内科疾患 皮膚を診てわかる内科疾患
紫斑でわかる内科疾患
著者: 片山治子1
所属機関: 1岡山済生会総合病院皮膚科
ページ範囲:P.1657 - P.1659
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手に触れない点状紫斑・斑状紫斑はまず血小板・凝固系の異常を疑う.
手に触れる点状紫斑・斑状紫斑・炎症を伴う網状紫斑をみたら,免疫機序を介する血管炎を疑う.
手に触れない網状紫斑は血管の閉塞機序を考える.
手に触れない点状紫斑・斑状紫斑はまず血小板・凝固系の異常を疑う.
手に触れる点状紫斑・斑状紫斑・炎症を伴う網状紫斑をみたら,免疫機序を介する血管炎を疑う.
手に触れない網状紫斑は血管の閉塞機序を考える.
参考文献
1) 窪田泰夫:血小板異常・凝固因子異常による紫斑,玉置邦彦(編):最新皮膚科学大系4,紅斑・滲出性紅斑,紫斑,脈管系の疾患,pp70-89,中山書店,2003
2) 塚本克彦:血管性紫斑,玉置邦彦(編):最新皮膚科学大系4,紅斑・滲出性紅斑,紫斑,脈管系の疾患,pp90-102,中山書店,2003
3) Piette WW:Purpura, Callen JP, et al(eds):Dermatological signs of internal disease, 3rd ed, pp73-79, Saunders, 2003
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