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今月の主題 皮膚から見つける内科疾患 薬疹を見逃さない
最近の薬疹の動向を知る
著者: 相原道子1
所属機関: 1横浜市立大学大学院医学研究科環境免疫病態皮膚科学
ページ範囲:P.1680 - P.1682
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ゲフィチニブ,メシル酸イマチニブ,リバビリンの多彩な薬疹は,薬理作用に基づくものが大部分である.
これらは投与継続でも消褪することがある.
皮疹が著しいときには投与を中止し,消褪後に少量からの再投与を試みると皮疹の再発をみないことがある.
ゲフィチニブ,メシル酸イマチニブ,リバビリンの多彩な薬疹は,薬理作用に基づくものが大部分である.
これらは投与継続でも消褪することがある.
皮疹が著しいときには投与を中止し,消褪後に少量からの再投与を試みると皮疹の再発をみないことがある.
参考文献
1) 佐藤八千代・他:Gefitinib(IRESSA)による薬疹.臨皮 58:28-32, 2004
2) 川筋綾子・他:グリベックによる薬疹.MB Derm 86:65-69, 2004
3) 岩屋聖子・他:インターフェロンαとリバビリン併用療法中に発疹が出現した14例の検討.日皮会誌 113:961-964, 2003
4) 増田敦子・他:インターフェロンα・リバビリン併用療法によるC型肝炎治療中にサルコイドーシスを発症した1例.呼吸 23:734-739, 2004
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