文献詳細
文献概要
今月の主題 皮膚から見つける内科疾患 皮疹でわかる内科疾患
サルコイドーシス
著者: 岡本祐之1
所属機関: 1関西医科大学皮膚科
ページ範囲:P.1714 - P.1716
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結節性紅斑(肉芽腫陰性),瘢痕浸潤(肉芽腫+異物),皮膚サルコイド(肉芽腫陽性)に分類される.
典型疹は顔面を中心に発症する紅色隆起性病変(結節型)と環状病変(局面型),および外傷後の瘢痕部に生じる瘢痕浸潤である.
魚鱗癬や白斑などの非典型疹も報告されているので,確定診断のために皮膚生検が重要である.
結節性紅斑(肉芽腫陰性),瘢痕浸潤(肉芽腫+異物),皮膚サルコイド(肉芽腫陽性)に分類される.
典型疹は顔面を中心に発症する紅色隆起性病変(結節型)と環状病変(局面型),および外傷後の瘢痕部に生じる瘢痕浸潤である.
魚鱗癬や白斑などの非典型疹も報告されているので,確定診断のために皮膚生検が重要である.
参考文献
1) 平賀洋明:第8回全国サルコイドーシス実態調査成績.日本サルコイドーシス学会誌 13:3-8, 1994
2) 岡本祐之(責任編集):サルコイドーシスの皮膚病変を知る.Visual Dermatol 2:327-380, 2003
3) 岡本祐之:サルコイドーシス,最新皮膚科学大系第9巻,pp258-270,中山書店,2002
4) 福代良一:サルコイドーシス,山村雄一・他(編):現代皮膚科学大系18,pp277-357,中山書店,1984
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