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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻10号

2006年10月発行

文献概要

今月の主題 皮膚から見つける内科疾患 内科医が気づくべき皮膚症状

結節性紅斑をみたら

著者: 妹尾明美1

所属機関: 1三豊総合病院皮膚科

ページ範囲:P.1728 - P.1730

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ポイント

下腿の有痛性皮下結節:発熱や関節痛など全身症状を合併することが多い.

組織は皮下脂肪織炎.

病因:感染アレルギーもしくは全身性疾患(Behçet病,サルコイドーシス,Crohn病,Sweet病および膠原病など)の一症状として出現.

治療は安静,消炎鎮痛薬,副腎ホルモン薬.

参考文献

1) 西山茂夫:結節性紅斑の変遷.皮膚病診療 21:387, 1999
2) Garcia-Porrua C, et al:Erythema nodosum;Ethiologic and predictive factors in a defined population. Arthritis Rheum 43:584-592, 2000
3) 赤坂俊英:下腿硬結をみたら,小野友道,宮地良樹,瀧川雅浩(編):皮膚科診療プラクティス13,発疹から病気がみえる,pp58-62,文光堂,2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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