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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻10号

2006年10月発行

今月の主題 皮膚から見つける内科疾患

内科医が気づくべき皮膚症状

関節リウマチ,痛風でみられる皮膚症状

著者: 檜垣祐子1

所属機関: 1東京女子医科大学附属女性生涯健康センター皮膚科

ページ範囲:P.1737 - P.1739

文献概要

ポイント

リウマトイド結節はRA患者の20%に認められ,RAの診断にも有用である.

RAにみられる皮膚症状として血管炎と肉芽腫性変化によるものが重要である.

Rheumatoid neutrophilic dermatitisは重症のRAに多く,四肢,臀部に紫紅色局面,膿疱を生じる.

痛風結節は尿酸塩を中心とした肉芽腫で,耳介にみられることが多い.

参考文献

1) 檜垣祐子:Rheumatoid vasculitisの皮膚症状.臨皮 47:121-123, 1993
2) 檜垣祐子:慢性関節リウマチ,玉置邦彦(編):最新皮膚科学大系 9,膠原病 非感染性肉芽腫,pp211-215,中山書店,2002
3) 檜垣祐子:関節リウマチ.竹原和彦・他(編):新・膠原病,pp96-99,診断と治療社,2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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