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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻11号

2006年11月発行

文献概要

今月の主題 頭痛治療の疑問を解決する 頭痛を眺める

頭痛医療の変貌(この10年を振り返って)―トリプタン登場のインパクト

著者: 岩田誠1

所属機関: 1東京女子医科大学神経内科

ページ範囲:P.1800 - P.1802

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ポイント

わが国における頭痛の医療は,この10年の間に大きな進歩を遂げた.その要因としては,日本頭痛学会が設立されたこと,わが国にもトリプタンが登場したこと,そして神経内科医が頭痛医療に関心をもつようになったことなどが挙げられる.

参考文献

1) 岩田 誠:Topics & News Sumatriptanは片頭痛と群発頭痛の切札となるか?Brain Medical 3:321, 1991
2) Headache Classification Committee of the International Headache Society:Classification and diagnostic criteria for headache disorders, cranial neuralgias and facial pain. Cephalalgia 8 (suppl 7):1-96, 1988
3) Headache Classification Subcommittee of the International Headache Society:The international classification of headache disorders;2nd Edition. Cephalalgia 24(suppl1):1-160, 2004
4) 日本頭痛学会(新国際分類普及委員会)・厚生労働科学研究(慢性頭痛の診療ガイドラインに関する研究班)共訳:国際頭痛分類第2版.日本頭痛学会誌 31:1-188, 2004
5) 日本神経学会治療ガイドライン Ad Hoc委員会:慢性頭痛治療ガイドライン.臨床神経学 42:332-362, 2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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