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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻11号

2006年11月発行

文献概要

今月の主題 頭痛治療の疑問を解決する 頭痛を眺める

国際頭痛分類(第2版)の特徴と問題点―改訂版の実際の使用法と新たに指摘されている問題点とは?

著者: 荒木信夫1

所属機関: 1埼玉医科大学内科学神経内科部門

ページ範囲:P.1804 - P.1806

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ポイント

ICHD-IIのappendixには,今後検討されるべき頭痛として,前兆のない純粋月経時片頭痛,前兆のない月経関連片頭痛などが挙げられている.

ICHD-IIの問題がある点として,慢性片頭痛,薬物乱用頭痛が再検討された.

本年,慢性片頭痛,薬物乱用頭痛の診断基準が改訂された.

参考文献

1) Headache Classification Subcommittee of the International Headache Society:The International Classification of Headache Disorders;2nd Edition. Cephalalgia 24(suppl 1):1-160, 2004
2) 国際頭痛分類第 2 版日本語版.日本頭痛学会誌 31:13-188, 2004
3) Olesen J, et al:New appendix criteria open for a broader concept of chronic migraine. Cephalalgia 26:742-746, 2006
4) 日本頭痛学会,新国際分類普及委員会:慢性片頭痛と薬物乱用頭痛の付録診断基準の追加について.http://www.jhsnet.org

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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