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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻11号

2006年11月発行

文献概要

今月の主題 頭痛治療の疑問を解決する 頭痛診療の実際

頭痛の鑑別―外来での危険な頭痛の見分け方は?

著者: 寺本純1

所属機関: 1寺本神経内科クリニック

ページ範囲:P.1824 - P.1826

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ポイント

二次性頭痛では,特に生命予後にかかわる頭痛を早く診断することが重要である.特に脳圧亢進症状と髄膜刺激症状についてはすぐに気づくことが大切である.以下の場合には二次性頭痛を念頭に置かなければならない.

頭痛が出現するようになって病歴が浅い.

経過とともに頭痛の程度が強まってくる.

持続性頭痛で受診時にも頭痛が確認できる.

発熱・意識障害・麻痺などの随伴症状がある.

参考文献

1) Headache Classification Subcommittee of the International Headache Society:The international classification of headache disorder, 2nd edition. Cephalalgia 24:1-160, 2004
2) 寺本純:臨床頭痛学,診断と治療社,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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