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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻11号

2006年11月発行

文献概要

今月の主題 頭痛治療の疑問を解決する 頭痛のさまざま 【片頭痛】

片頭痛急性期治療の実際―急性期治療にベストはあるのか?

著者: 竹島多賀夫1 今村恵子1 中島健二1

所属機関: 1鳥取大学医学部附属脳幹性疾患研究施設・脳神経内科

ページ範囲:P.1831 - P.1833

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ポイント

片頭痛の治療薬には,セロトニン作動薬,トリプタンや鎮痛薬が用いられる.

鎮痛薬は軽度~中等度の片頭痛に有用.中等度以上の片頭痛にはトリプタンが推奨.

トリプタンは頭痛発作が進展してからでも効果が期待できるが,頭痛がひどくなるまで使用を待つ必要はなく,むしろ早期,十分量の使用が推奨される.

参考文献

1) 国際頭痛分類第2版日本語版.日本頭痛学会誌 31:13-188, 2004
2) 慢性頭痛治療ガイドライン作成小委員会:日本神経学会治療ガイドライン 慢性頭痛治療ガイドライン2002.臨床神経 42:330-362, 2002
3) 日本頭痛学会(編):慢性頭痛の診療ガイドライン.pp1-227,医学書院,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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