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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻11号

2006年11月発行

文献概要

今月の主題 頭痛治療の疑問を解決する 頭痛のさまざま 【片頭痛】

片頭痛予防治療の実際―その実践とノウハウは?

著者: 立岡良久1

所属機関: 1立岡神経内科

ページ範囲:P.1838 - P.1840

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ポイント

頭痛発作の頻度が高い場合,急性期治療薬の効果が不十分か,有害事象や禁忌で使用できない場合が予防療法の適応となる.

頻用される薬剤は,塩酸ロメリジン,アミトリプチリン,プロプラノロール,バルプロ酸である.

いずれの薬剤も少量より開始し有害事象がないことを確認しながら効果発現まで増量する.

いずれの予防薬も効果発現に1~2カ月を要する.

参考文献

1) Tatsuoka Y:Headache in a Japanese secondary care setting;Comparison with diagnosis prior to attendance and analysis of referral pathway. Headache Care 2:145-149, 2005
2) 慢性頭痛治療ガイドライン作成小委員会(坂井文彦・他)(編):慢性頭痛治療ガイドライン 2002.臨床神経 42:330-362, 2000
3) 日本頭痛学会(編):慢性頭痛の診療ガイドライン,医学書院,2006(http://www.jhsnet.org/GUIDELINE/top.htm)
4) Snow V, et al:Pharmacologic management of acute attacks of migraine and prevention of migraine headache. Ann Intern Med 137:840-849, 2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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