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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻11号

2006年11月発行

文献概要

今月の主題 頭痛治療の疑問を解決する 頭痛のさまざま 【群発頭痛】

群発頭痛の病態・治療の最近のトピックス―治療の実際とノウハウは?

著者: 今井昇1

所属機関: 1静岡赤十字病院神経内科

ページ範囲:P.1850 - P.1852

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ポイント

急性期治療(とん挫療法)は,スマトリプタン皮下注か純酸素吸入を行う.

スマトリプタン点鼻やトリプタン内服も効果があり,即効性という点で点鼻薬は内服薬より優れている.

予防療法は,ベラパミル内服とステロイド内服の併用を行う.

ベラパミルは群発期間服用し,ステロイドは1~2週間で漸減,中止する.

参考文献

1) 国際頭痛学会・頭痛分類委員会:国際頭痛分類第2版.日本頭痛学会誌 31:64-67, 2004
2) 慢性頭痛の診療ガイドライン作成に関する研究班:慢性頭痛のガイドライン,2005
3) Suzuki N, Hardebo JE:Anatomical basis for a parasympathetic and sensory innervation of the intracranial segment of the internal carotid artery in man. J Neurol Sci 104:19-31, 1991
4) 今井 昇・他:QOLの向上を目的とした携帯酸素ボンベによる群発頭痛発作のとん挫療法.日本頭痛学会雑誌 27:42-43, 2000

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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