文献詳細
今月の主題 頭痛治療の疑問を解決する
頭痛のさまざま 【さまざまな原因による頭痛】
文献概要
ポイント
副鼻腔は狭い開口部で副鼻腔の含気腔と外界と継がっている.そのため,この狭い交通路が炎症や腫瘍などでふさがると,頭痛が出現しやすくなる.
最近は,細菌性の慢性副鼻腔炎は減ってきており,アレルギー性鼻炎に関連した慢性副鼻腔炎が増加している.
治療は,マクロライド系抗生物質の長期内服療法が多いが,症状の改善が得られない場合は,内視鏡下鼻内手術の適応となる.
副鼻腔は狭い開口部で副鼻腔の含気腔と外界と継がっている.そのため,この狭い交通路が炎症や腫瘍などでふさがると,頭痛が出現しやすくなる.
最近は,細菌性の慢性副鼻腔炎は減ってきており,アレルギー性鼻炎に関連した慢性副鼻腔炎が増加している.
治療は,マクロライド系抗生物質の長期内服療法が多いが,症状の改善が得られない場合は,内視鏡下鼻内手術の適応となる.
参考文献
1) Luonq A, Marole BF:Allergic fungal rhinosinusitis. Curr Allergy Asthma Rep 4(6):465-470, 2004
2) Adelson RT, Marple BF:Fungal rhinosinusitis; state-of-the-art diagnosis and treatment. J Otolaryngol 34(Suppl 1):S18-23, 2005
掲載誌情報