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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻11号

2006年11月発行

文献概要

今月の主題 頭痛治療の疑問を解決する 頭痛のさまざま 【さまざまな原因による頭痛】

耳鼻科疾患と頭痛―副鼻腔炎に伴う頭痛の特徴は?

著者: 石井正則1

所属機関: 1東京厚生年金病院耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.1876 - P.1878

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ポイント

副鼻腔は狭い開口部で副鼻腔の含気腔と外界と継がっている.そのため,この狭い交通路が炎症や腫瘍などでふさがると,頭痛が出現しやすくなる.

最近は,細菌性の慢性副鼻腔炎は減ってきており,アレルギー性鼻炎に関連した慢性副鼻腔炎が増加している.

治療は,マクロライド系抗生物質の長期内服療法が多いが,症状の改善が得られない場合は,内視鏡下鼻内手術の適応となる.

参考文献

1) Luonq A, Marole BF:Allergic fungal rhinosinusitis. Curr Allergy Asthma Rep 4(6):465-470, 2004
2) Adelson RT, Marple BF:Fungal rhinosinusitis; state-of-the-art diagnosis and treatment. J Otolaryngol 34(Suppl 1):S18-23, 2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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