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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻12号

2006年11月発行

文献概要

特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか 循環器疾患

不安定狭心症

著者: 海北幸一1 小川久雄1

所属機関: 1熊本大学大学院医学薬学研究部循環器病態学分野

ページ範囲:P.32 - P.34

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 冠動脈粥腫の破綻とそれに伴い冠動脈内に血栓形成を引き起こす病態を,急性冠症候群と呼んでいるが,このなかに一部の不安定狭心症,急性心筋梗塞,虚血性心臓突然死が含まれている.不安定狭心症は,安定狭心症に比べて急性心筋梗塞へ進展する頻度が高いため,鑑別診断とリスク層別が重要であり,暫定診断下に治療を開始しなければならない場合もある.

参考文献

1) Hamm CW, Braunwald E:A classification of unstable angina revisited. Circulation 102:118-122, 2000
2) Braunwald E, et al:ACC/AHA guidelines for the management of patients with unstable angina and non-ST-segment elevation myocardial infarction;A report of the American College of Cardiology/American Heart Association Task Force on Practice Guidelines (Committee on the Management of Patients With Unstable Angina). J Am Coll Cardiol 36:970-1062, 2000

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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