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特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか
循環器疾患
文献概要
急性心筋梗塞は突然の発症例が多く,また,重篤な合併症をきたすことがあり,入院初期に病態や併発症やその対応などについて,十分に説明しておく必要がある.疾患そのものが,完治するものではなく,慢性期の療養が必要である.退院後も,心不全や不整脈などの併発症の治療や予防に加え,心筋梗塞の再発予防も重要となる.再発予防では,各種薬物療法に加え,禁煙,食事療法,運動療法など,患者本人の生活習慣の改善の意義が大きい.
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