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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻12号

2006年11月発行

特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか

循環器疾患

高血圧症

著者: 島本和明1

所属機関: 1札幌医科大学医学部第2内科

ページ範囲:P.75 - P.79

文献概要

 高血圧は患者数が3,400万人と最も頻度が高い疾患であり,加齢とともに増加する.65歳以上の高齢者では高血圧患者が60%に達する.脳血管障害,虚血性心疾患の重要な危険因子であり,心血管疾患予防のためにも高血圧管理が重要である.特に食塩摂取の多い本邦では,高血圧は生活習慣病の主要な地位を占めるが,生活習慣改善で管理・予防できることを医師も十分に理解し,患者にアドバイスすべきである.

参考文献

1) 日本高血圧学会治療ガイドライン作成委員会(編):高血圧治療ガイドライン2004,ライフサイエンス出版,2004
2) Pickering TG, et al:How common is white-coat hypertension? JAMA 259:225-228, 1988
3) Pickering T, et al:Masked hypertension. Hypertension 40:795-796, 2002
4) 川崎晃一・他:血圧測定装置の信頼性.medicina 34:609-613, 1997

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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