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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻12号

2006年11月発行

文献概要

特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか 消化器疾患

食道癌

著者: 島田英雄1 幕内博康1 千野修1

所属機関: 1東海大学医学部消化器外科

ページ範囲:P.106 - P.109

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 食道癌は消化器癌のなかでも頻度が少なく,胃癌や大腸癌と比較しリンパ節転移をきたしやすい疾患である.治療法は進行度や全身状態により多岐にわたる.胸部食道癌の外科手術では頸部,胸部,腹部に及ぶ侵襲の大きな手術であり,合併症の頻度も高率である.また,化学放射線療法では,急性期の有害事象のみならず,晩期の有害事象による全身への影響が問題視されている.

参考文献

1) Makuuchi H:Endoscopic mucosal resection for early esophageal cancer. Indication and techniques. Dig Endosc 8:175, 1996
2) 日本食道疾患研究会(編):食道癌治療ガイドライン,金原出版,2002
3) The Japanese Society for Esophageal Disease:Comprehensive Registry of Esophageal Cancer in Japan (1998, 1999), 3rd ed. Japanese Society for esophageal Disease, 2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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