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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻12号

2006年11月発行

特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか

消化器疾患

急性胃炎・急性胃粘膜病変

著者: 六倉俊哉1

所属機関: 1茅ヶ崎徳州会総合病院消化器科

ページ範囲:P.110 - P.112

文献概要

 急性胃炎は日常診療において最もよく遭遇する疾患の1つであり,特に日本人においては『胃が痛くて…』という症状は,よく聞かれるものである.一方,急性胃粘膜病変は激しい腹痛,嘔吐,吐血を主体とした急性疾患であり,重篤感を伴い,多くが入院治療を要する.いずれも胃腸,心身の安静を保つことと,潰瘍に準じた治療を行うことにより,速やかに数善するのが特徴である.

参考文献

1) Marrone GC, Silen W:Pathogenesis, diagnosis and treatment of acute gastric mucosal lesions. Clin Gastroenterol 13:635-650, 1984
2) van der Hulst RW, et al:Effect of Helicobacter pylori eradication on gastritis in relation to cagA;A prospective one-year follow up study. Gastroenterology 113:25-30, 1997

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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