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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻12号

2006年11月発行

文献概要

特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか 消化器疾患

胃ポリープ・胃粘膜下腫瘍

著者: 菊池大輔1 矢作直久1

所属機関: 1虎の門病院消化器科

ページ範囲:P.122 - P.125

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 胃ポリープ・胃粘膜下腫瘍は,日常内視鏡診療において高頻度に遭遇する疾患群である.いずれの疾患群も隆起性病変であるが,経過観察とするものからすぐに治療を要するものまでさまざまな疾患が包括されている.しかし,「隆起性病変=癌」と考えている患者さんもいるのが現状である.患者さんの常識と,医療者の常識が乖離することがあるので丁寧な説明が必要である.

参考文献

1) Ohkusa T, et al:Disappearance of hyperplastic polyps in the stomach after eradication of Helicobacter pylori;A randomized clinical trial. Ann Intern Med 129:712-715, 1998
2) Van Oosterom AT, et al:Safety and efficacy of imatinib(STI571) in metastatic gastrointestinal stromal tumors;A phaseⅠ study. Lancet 358:1421-1423, 2001

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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