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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻12号

2006年11月発行

文献概要

特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか 消化器疾患

潰瘍性大腸炎

著者: 上野文昭1

所属機関: 1大船中央病院

ページ範囲:P.128 - P.131

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 潰瘍性大腸炎は,難病指定となっているとおり,患者にとってはその診断は非常に重いものとなる.罹病期間も一生続くことが多いため,医師としては,患者に上手に疾患と付き合っていくことができるよう支援することも必要となる.そのためには,病態を丁寧に説明すると同時に,患者自ら疾患をよく理解し療養することで,再燃を予防し,それまでと変わりのない日常生活が送れることをアドバイスすることも肝要である.

参考文献

1) 難治性炎症性腸管障害に関する調査研究班プロジェクト研究グループ:エビデンスとコンセンサスを統合した潰瘍性大腸炎の診療ガイドライン.難治性炎症性腸管障害に関する調査研究班平成17年度研究報告書,2006(出版準備中)
2) American Gastroenterological Association:AGA guideline:Colorectal cancer screening and surveillance. Gastroenterology 124:544, 2003
3) Sutherland LR, May GR, Shaffer EA:Sulfasalazine revisited;A meta-analysis of 5-aminosalicylic acid in the treatment of ulcerative colitis. Ann Intern Med 118:540-549, 1993
4) The Mesalamine Study Group:An oral preparation of mesalamine as long-term maintenance therapy for ulcerative colitis. Ann Intern Med 124:204-211, 1996

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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