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特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか 消化器疾患
Crohn病
著者: 伊藤裕章1
所属機関: 1北野病院消化器センター
ページ範囲:P.132 - P.135
文献購入ページに移動 Crohn病は難病に指定され,原因不明で,根本的な治療法もない.器質性病変が蓄積し,やがて消化管機能不全に陥る危険性がある.新しい治療薬の出現により治療は向上しつつあるが,若年で発症し,一生続く病気なのでトータルなケアが必要であり,患者がポジティブに取り組めるよう支援したい.
参考文献
1) クーロン病の薬物療法に関する研究:治療指針改訂案(2005),厚生労働科学研究費補助金難治性疾患克服対策研究事業「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」,平成17年度研究報告書
2) Pearson DC, et al:Azathioprine and 6-mercaptopurine in Crohn's disease;A meta-analysis. Ann Intern Med 123:132-142, 1995
3) Lichtenstein GR, et al:American Gastroenterological Association institute technical review on corticosteroids, immunomodulators, and infliximab in inflammatory bowel disease. Gastroenterology 130:940-987, 2006
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