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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻12号

2006年11月発行

特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか

消化器疾患

感染性下痢症

著者: 堀木紀行1 藤田善幸1

所属機関: 1聖路加国際病院消化器内科

ページ範囲:P.140 - P.142

文献概要

 感染性下痢症の多くは,健常人でみられるウイルス性下痢症のように,症状が比較的軽く,数日間で自然治癒することが多い.病院に訪れる患者は下痢,腹痛,嘔吐などの症状が強い場合,持続する場合,血便を伴う場合などである.内科医がしばしば遭遇する疾患であり,適切な問診と診察により病原体を絞り込み,何を検査すべきか,患者にどのように治療すればよいのか,何に注意しなければならないのかを的確に知っておく必要がある.

参考文献

1) 堀木紀行・他:感染性腸炎のCT像,日消誌 99:925-934, 2002
2) 角田文隆:食中毒・感染性腸炎の治療.診断と治療 91:1136-1140, 2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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