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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻12号

2006年11月発行

文献概要

特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか 消化器疾患

過敏性腸症候群

著者: 福島豊実1

所属機関: 1東京衛生病院内科

ページ範囲:P.149 - P.151

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 過敏性腸症候群(IBS)は部位,症状を問わず,消化管機能と運動,知覚,中枢神経の生理学的関連,患者へのアプローチにおいて共通項をもつ広範囲の機能性胃腸障害群の1つで,排便の変化を伴う腹部の疼痛,違和感に特徴づけられる最も代表的な機能性腸障害である.精神的苦痛との相関性があり,患者独自の背景を認識し,良好な信頼関係のもとに診断と治療を進めることが大切である.

参考文献

1) American Gastroenterological Association Medical Position Statement:Irritable bowel syndrome. Gastroenterology 123:2105-2107, 2002
2) AGA Technical Review on Irritable Bowel Syndrome. Gastroenterology 123:2108-2131, 2002
3) Drossman DA:The funcional gastrointestinal disorders and the Rome III process. Gastroenterology 130:1377-1390, 2006
4) Logstreth GF, et al:Functional bowel disorders. Gastroeterology 130:1480-1491, 2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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