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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻12号

2006年11月発行

文献概要

特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか 消化器疾患

大腸憩室症

著者: 佐田美和1 小林清典1

所属機関: 1北里大学東病院消化器内科

ページ範囲:P.152 - P.155

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 大腸憩室とは,大腸の腸管壁の一部が腸管外に向かって囊状に突出した状態をいう.大腸憩室の大部分は粘膜が筋層を貫いて発生した仮性憩室である.大腸憩室の有病者の80~85%は無症状のまま一生を終えるといわれており,憩室出血や憩室炎などの合併症を起こした場合にのみ治療が必要になる.

参考文献

1) 井上幹夫:大腸憩室疾患の疫学と臨床.日本大腸肛門病学会誌 45:904-913, 1992
2) Stollman N, Raskin JB:Diverticular disease of the colon. Lancet 363:631-639, 2004
3) 櫻井幸弘:大腸憩室症の病態.Gastroenterol Endosc 47:1204-1210, 2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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