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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻12号

2006年11月発行

文献概要

特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか 消化器疾患

大腸癌

著者: 金城福則1

所属機関: 1琉球大学医学部附属病院光学医療診療部

ページ範囲:P.159 - P.161

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 大腸癌は大腸,すなわち直腸,結腸および盲腸の上皮性悪性腫瘍であり,原発性と続発性に分けられる.原発性大腸癌は組織学的には比較的予後のよい高分化型腺癌が多いのが特徴的である.続発性大腸癌は他臓器の癌が浸潤・転移したものであり,終末期癌のことが多い.本稿では原則的に原発性大腸癌について記述する.

参考文献

1) 祖父江友孝・他:有効性評価に基づく大腸がん検診ガイドライン(普及版).癌と化学療法 32:901-915, 2005
2) 河野弘志・他:早期大腸癌の深達度診断,飯田三雄(編):大腸癌,大腸ポリープ,pp46-57,メジカルビュー社,2001
3) 為我井芳郎・他:大腸腫瘍に対するESDはどのような時に必要か―治療体系における位置づけについて.消化器内視鏡 17:1279-1288, 2005
4) 仁科智裕,兵頭一之介:大腸癌に対する化学療法,市倉 隆(編):消化器がん化学療法,pp205-218,日本メディカルセンター,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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