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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻12号

2006年11月発行

文献概要

特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか 消化器疾患

劇症肝炎

著者: 内木隆文1 永木正仁1 森脇久隆1

所属機関: 1岐阜大学医学部消化器病態学

ページ範囲:P.168 - P.171

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 劇症肝炎は肝炎ウイルスなどによる高度な肝細胞破壊のため,急性肝不全に陥った病態である.病型にもよるが,肝再生を認めない場合は致死的である.早期からの専門病院での加療が原則であり,専門医も移植医療を念頭に置き,移植外科との連携も重要である.

参考文献

1) 犬山シンポジウム記録刊行会:劇症肝炎の診断基準.第12回犬山シンポジウム,p110,中外医学社,1982
2) 内木隆文,内藤智雄,森脇久隆:肝炎ウイルスによる劇症肝炎.林 紀夫(編):新しい診断と治療のABC 27.消化器3;ウイルス性肝炎,pp115-125,最新医学社,2005
3) 難治性肝疾患調査研究班劇症肝炎分科会(埼玉医科大学藤原研司教授,鹿児島大学坪内博仁教授):劇症肝炎全国調査集計(1998-2004).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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