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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻12号

2006年11月発行

文献概要

特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか 消化器疾患

自己免疫性肝炎

著者: 橋本直明1

所属機関: 1東京逓信病院消化器科

ページ範囲:P.180 - P.183

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 自己免疫性肝炎(AIH)は,患者数が少なく,家庭医学書などにも記載が少ないため,患者は情報不足を感じる場合がある.したがって,病気の全体像に加えて,検査も治療もよく説明し,患者自身によく理解してもらうことが肝要である.再発・再燃を防ぎながら,病気と上手につきあっていくことを指導し,見守ることが大切である.非典型例や,肝硬変進展例では,合併症の診断・治療の説明に加えて,日常生活や食生活へのアドバイスも必要となる.

参考文献

1) 戸田剛太郎:Meeting report自己免疫性肝炎診断指針1996.肝臓 37:298-300, 1996
2) Alvarez F, et al:International Autoimmune Hepatitis Group report;Review of criteria for diagnosis of autoimmune hepatitis. J Hepatol 31:929-938, 1999
3) Toda G, et al:Present status of autoimmune hepatitis in Japan;Correlating the characteristics with international criteria in an area with a high rate of HCV infection. J Hepatol 26:1207-1212, 1997
4) Krawitt EL:Autoimmune hepatitis. N Engl J Med 354:54-66, 2006
5) 戸田剛太郎:自己免疫性肝炎とその周辺.肝臓 41:151-162, 2000

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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