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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻12号

2006年11月発行

特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか

消化器疾患

肝性脳症

著者: 村島直哉1 中山聡1 高山圭1

所属機関: 1三宿病院消化器科

ページ範囲:P.188 - P.191

文献概要

 慢性肝不全の重要なサインではあるが,末期肝硬変と診断されるよりも早く,本徴候が出現するときは,シャント脳症を考える.また,肝性脳症が死因となることはほとんどなく,脳症を繰り返す患者への過度の食餌蛋白質の制限は,栄養状態悪化につながるため慎まなければならない.

参考文献

1) 日本門脈圧亢進症学会(編):門脈圧亢進症取扱い規約,改訂第2版,金原出版,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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