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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻12号

2006年11月発行

特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか

消化器疾患

アルコール性肝障害

著者: 加藤眞三1 山岸由幸2 堀江義則2

所属機関: 1慶應義塾大学看護医療学部 2慶應義塾大学医学部消化器内科

ページ範囲:P.200 - P.202

文献概要

 アルコール性肝障害は,脂肪肝から肝炎,肝線維症,肝硬変へ進展し,稀に肝癌の発症もみられる.患者はその病識に欠けていることが多く,飲酒問題を否認することも特徴的である.しかし,自分の現状と予後を認識することなしには,断酒の継続は難しい.また,断酒に協力することのできるキーパーソンを見つけることも肝要である.

参考文献

1) Emdin M, et al:Prognostic value of serum gamma-glutamyl transferase activity after myocardial infarction. Eur Heart J 22(19):1802-1807, 2001
2) ピーター・ディヤング,インスー・キム・バーグ:解決のための面接技法―ソリューション・フォーカスト・アプローチの手引き,第2版,金剛出版,2004
3) 加藤眞三:肝臓病生活指導テキスト,南江堂,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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