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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻12号

2006年11月発行

文献概要

特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか 神経・筋疾患

脳梗塞

著者: 片多史明1

所属機関: 1亀田総合病院神経内科

ページ範囲:P.232 - P.234

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 脳梗塞は急性発症の虚血性脳血管障害である.突然発症し,患者の多くは長期間の入院治療を必要とし,退院後も何らかの後遺症を残すことになる.入院による経済的損失だけでなく,患者やその家族の社会的役割の変化が,家庭全体に与える影響は大きい.患者説明時には,伝えるべき内容を一度にすべて伝えるのではなく,脳梗塞の治療段階,患者・家族の理解力と後遺症に対する受容度を見極めながら,段階的に説明を行うことが大切である.

参考文献

1) The National Institute of Neurological Disorders and Stroke rt-PA Stroke Study Group:Tissue plasminogen activator for acute ischemic stroke. N Engl J Med 333:1581-1587, 1995
2) Graham GD:Tissue plasminogen activator for acute ischemic stroke in clinical practice;A meta-analysis of safety data. Stroke 34:2847-2850, 2003
3) 日本脳卒中学会:rt-PA(アルテプラーゼ)静注療法適正治療指針.脳卒中 27:327-354, 2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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