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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻12号

2006年11月発行

文献概要

特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか 神経・筋疾患

認知症(脳血管性,Alzheimer病)

著者: 古田伸夫1 三村將2

所属機関: 1国立精神・神経センター武蔵病院精神科 2昭和大学医学部精神医学教室

ページ範囲:P.243 - P.245

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 社会の高齢化に伴い認知症患者が増加している.原因としてAlzheimer病と脳血管性認知症が多くみられるが,その他の治療可能な原因を検索することが重要である.根本的な治療は望めないが,早期診断・治療により症状増悪が抑制できる可能性がある.薬物療法には限界があるため,非薬物療法を積極的に取り入れる.病状や経過についての十分な説明を行い,患者・家族教育を進めることも重要である.

参考文献

1) 日本老年精神医学会(監修):アルツハイマー型痴呆の診断・治療マニュアル,ワールドプランニング,2001
2) 日本内科学会:〔特集〕痴呆診療.日内会誌 94:1-112, 2005
3) 日本医師会:〔特集〕アルツハイマー病―最近の動向.日医雑誌 134:985-1053, 2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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