文献詳細
特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか
神経・筋疾患
文献概要
Parkinson病は神経難病のひとつで,説明してもすぐには疾患概念を理解するのは困難である.多忙な外来での説明は誤解を生じやすく,患者や家族には特別に時間をとっての説明が必要であろう.場合により,訪問看護師やケアマネジャーの同席も患者の許可を得て考慮したい.また,Parkinson病治療薬はさまざまなものが導入されてきており,症状コントロールについて希望を失わないように伝えることが必要である.
参考文献
1) 厚生労働科学研究費補助金難治性疾患克服研究事業 神経変性疾患に関する調査研究班:パーキンソン病と関連疾患(進行性核上性麻痺,大脳皮質基底核変性症)の療養の手引き,平成17年3月刊.URL:http://plaza.umin.ac.jp/neuro/files/inside/tebiki/tebiki.pdf(2006年7月10日)
2) 日本神経学会:日本神経学会治療ガイドライン;パーキンソン病治療ガイドライン.URL:http://www.neurology-jp.org/guideline/parkinson/index.html(2006年7月10日)
3) 柴崎智美:神経難病に関する共通項目を用いた検討結果,神経変性疾患に関する調査研究班平成17年度ワークショップ.URL:http://plaza.umin.ac.jp/neuro/files/inside/workshop/workshop files/1shibasaki.pdf(2006年7月10日)
4) 谷口 彰:パーキンソン病.神経変性疾患に関する調査研究班平成17年度ワークショップ.URL:http://plaza.umin.ac.jp/neuro/files/inside/workshop/workshop files/4taniguchi.pdf(2006年7月10日)
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