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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻12号

2006年11月発行

文献概要

特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか 呼吸器疾患

結核

著者: 赤川志のぶ1

所属機関: 1国立病院機構東京病院呼吸器内科

ページ範囲:P.276 - P.278

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 わが国は先進国にもかかわらず,法定伝染病の結核は現在でも高率にみられる.結核の治療期間は最短でも6カ月を要し,排菌者は感染性の高い期間は入院が必要であること,さまざまな点で患者の負担は大きいが,結核予防法下に医療費の補助がなされることなどを説明する.また,結核は適切な治療をすれば完治しうるが,治療が不十分だと耐性化して遷延化しやすいことを説明し,その後もことあるごとに注意を喚起する.

参考文献

1) 厚生労働省健康局結核感染症課(監修):結核の統計2005,結核予防会,2005
2) 四元秀毅,赤川志のぶ:結核の診断の進め方と胸部画像所見,四元秀毅,倉島篤行(編):結核Up to Date,pp14-28,南江堂,2005
3) 町田和子:標準的な治療とは,四元秀毅,倉島篤行(編):結核Up to Date,pp81-89,南江堂,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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