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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻12号

2006年11月発行

文献概要

特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか 呼吸器疾患

気管支喘息

著者: 村田朗1 木田厚瑞1

所属機関: 1日本医科大学呼吸ケアクリニック

ページ範囲:P.280 - P.283

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 気管支喘息はガイドラインにより,気道閉塞と気道炎症により特徴づけられている。また,気道閉塞は軽度のものから致死的なものまで存在し,自然または治療により可逆的である.安静時には症状を認めないが,発作時には咳・痰・呼吸困難・喘鳴の症状を特徴とする.治療は,以前は苦しい発作を鎮めることが中心であったが,最近では,吸入ステロイド薬により,発作を起こさないようにコントロールすることに重点がおかれている.

参考文献

1) 厚生労働省免疫・アレルギー研究班:喘息予防・管理ガイドライン2003(JGL1998改訂2版),協和企画,2003
2) Quackenboss JJ, Lebowitz MD, Krazyzanowski M:The normal rage of diurnal changes in peakexpiratory flow rates;Relationship to symptoms and respiratory diease. Am Rev Respir Dis 143:323-330, 1991

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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