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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻12号

2006年11月発行

文献概要

特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか 呼吸器疾患

サルコイドーシス

著者: 四元秀毅1

所属機関: 1国立病院機構東京病院

ページ範囲:P.300 - P.302

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 サルコイドーシス(sarcoidosis)は類上皮細胞を主体とする肉芽腫病変が肺,皮膚,眼,神経・筋,肝臓,心臓やリンパ組織など各種臓器に起こる原因不明の慢性疾患である.何らかの外因と,肉芽腫ができやすい(ないし持続しやすい)宿主側要因の両者が相まって起こるものと思われるが,その発症機序は明らかでない.典型例では胸部X線写真で両側肺門リンパ節腫脹(BHL)を認めるので呼吸器科医が診療にあたることが多いが,元来,全身性疾患なので,各科専門医と連携して診療にあたる必要がある1,2)

参考文献

1) 安藤正幸,四元秀毅(監修):サルコイドーシスとその他の肉芽腫性疾患,克誠堂,2006
2) 安藤正幸・他(訳):ATS/ERS/WASOGによるステートメント.同上,pp295-329
3) 診断委員会:サルコイドーシスの診断基準と診断の手引き―2006要約.同上,pp290-294

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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