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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻12号

2006年11月発行

特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか

代謝・栄養障害

2型糖尿病

著者: 長坂昌一郎1

所属機関: 1自治医科大学内分泌代謝科

ページ範囲:P.379 - P.381

文献概要

 2型糖尿病はインスリン作用の不足(インスリン分泌の低下ないしインスリン抵抗性に対する相対的なインスリン分泌の低下)により慢性の高血糖をきたす疾患である.放置や治療の中断により高血糖は悪化し,網膜症や腎症のような細小血管症や動脈硬化症が進展する.境界型やメタボリックシンドロームは2型糖尿病発症のハイリスク状態であり,このような早期の段階から食事・運動療法など生活習慣の改善を行うことにより,発症や進展を遅らせることができる.

参考文献

1) 日本糖尿病学会(編):糖尿病治療ガイド2006-2007,文光堂,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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