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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻12号

2006年11月発行

文献概要

特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか 代謝・栄養障害

糖尿病性昏睡

著者: 目黒周1

所属機関: 1東京都済生会中央病院内科

ページ範囲:P.385 - P.388

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 高度の高血糖から意識障害に至る糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)と高血糖高浸透圧症候群(HHS)は急性期の治療には共通点が多いが,原因,予後,慢性期の治療法は大きく異なる.意識障害から回復後にインスリン注射を永続的に必要とする場合もあり,スムーズな慢性期治療への移行を念頭に置いた説明を心がける.低血糖性昏睡は治療に伴う合併症であり,予防のための指導が重要であると同時に,きちんと対応すれば怖いものではないことも理解してもらう必要がある.

参考文献

1) American Diabetes Association:Hyperglycemic Crises in Patients with Diabetes Mellitus. Diabetes Care 26:s109-s117, 2003
2) Chiasson JL, et al:Diagnosis and treatment of diabetic ketoacidosis and the hyperglycemic hyperosmolar state. CMAJ 168:859-866, 2003
3) Kitabchi AE, et al:Management of hyperglycemic crises in patients with diabetes. Diabetes Care 24:131-153, 2001

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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