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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻12号

2006年11月発行

文献概要

特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか 内分泌疾患

更年期障害

著者: 苛原稔1 安井敏之1 山田正代1

所属機関: 1徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部女性医学分野

ページ範囲:P.431 - P.433

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 更年期障害はエストロゲンの低下による不定愁訴であり,患者への説明においては,他の器質性疾患を否定すること,障害の程度に個人差が大きいこと,時期により症状の発現内容や程度にも差があること,治療の目的は生活の質の向上にあること,などを説明しておく必要がある.治療においては,性ホルモン補充療法が中心であるが,運動療法や食事療法,自律神経調整薬や漢方薬なども試してみる価値がある.

参考文献

1) 苛原 稔・他:内分泌,青野敏博,苛原 稔(編):産婦人科ベッドサイドマニュアル第5版,pp154-179,医学書院,2005
2) 苛原 稔・他:内分泌,青野敏博,苛原 稔(編):産婦人科外来処方マニュアル第2版,pp66-75,医学書院,2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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