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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻12号

2006年11月発行

文献概要

特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか リウマチおよび関連疾患

多発性筋炎/皮膚筋炎

著者: 杉原毅彦1 宮坂信之1

所属機関: 1東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科膠原病・リウマチ内科学

ページ範囲:P.458 - P.461

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 多発性筋炎/皮膚筋炎は,進行性の筋力低下や皮膚病変を認め,悪性腫瘍や肺病変を合併することがある.患者は日常生活を満足に送ることができなくなっており,病気に対して大きな不安を抱いていることが多い.適切な治療により多くの患者が健常者と同様の日常生活を取り戻すことができることを説明すると同時に,患者に病気について十分に理解してもらい,自己管理が重要であることを認識してもらう必要がある.

参考文献

1) Dalakas MC, Hohlfeld R:Polymyositis and dermatomyositis. Lancet 362:971-982, 2003
2) Marie I, et al:Interstitial lung disease in polymyositis and dermatomyositis. Arthritis Rheum 47:614-622, 2002
3) Sigurgeirsson B, et al:Risk of cancer in patients with dermatomyositis or polymyositis;A population-based study. N Engl J Med 326:363-367, 1992
4) Takada K, Nagasaka K, Miyasaka N:Polymyositis/dermatomyositis and interstitial lung disease:A new therapeutic approach with T-cell-specific immunosuppressants. Autoimmunity 38:383-392, 2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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